デジタルとフィジカルの両面から新たな文字の視覚表現を探求する個展「Every Subpixel Matters」をCONTRASTで開催

デジタルとフィジカルの両面から新たな文字の視覚表現を探求する個展「Every Subpixel Matters」をCONTRASTで開催

CONTRAST

この度、10月5日(木)から10月9日(月・祝)まで、堀川 淳一郎、弓場 太郎、相樂 園香による個展「Every Subpixel Matters」をIN FOCUSが運営するクリエイティブスタジオ「CONTRAST」にて開催致します。

コンピューターの液晶モニタ上で、各画素(ピクセル)は、赤・緑・青(RGB)といったさらに微細な単位である3つのサブピクセルから構成されています。Retina以前のディスプレイが主流だったmacOS 10.13 High Sierraバージョンまでは、このサブピクセルを使った文字の表示形式が利用されていました。低解像度のディスプレイ上で、微細な色の変化を利用して、文字やグラフィックスの表示を最適化する手法です。しかし、新しいOSでの表示技術の進歩やRetina解像度のスクリーンの登場により、その技術が意識されることは殆ど無くなりました。

本展示では、サブピクセルという過去の技術、ピクセルというディテールへの偏愛を再び加速させながら、デジタルとフィジカルの両面から新たな文字の視覚表現を探求しています。多層的な色の重なり・複数の視点を持つ立体的なキューブの表現から、文字・色の新たな捉え方をぜひお楽しみください。

堀川 淳一郎 (ほりかわ じゅんいちろう)
プログラマー/アルゴリズミックデザイナー 1984年東京生まれ。Columbia University GSAPP AAD修了。幾何学や自然の生態をヒントにアルゴリズムを利用した様々な形態の生成・研究を長年行っている。現在Youtube上で定期的にアルゴリズミック・デザインに関するチュートリアルライブ配信や動画を上げている。ザ・ワン・ショー・文化庁メディア芸術祭などで受賞。著書に「Parametric Design with Grasshopper」と「Algorithmic Design with Houdini」がある。

弓場 太郎 (ゆみば たろう)
Rhode Island School of Design卒業後、スタートアップから大企業まで、様々な会社のウェブプロモーション、ブランディングプロジェクトにデザイナーとして関わる傍ら、プライベートワークとしてタイポグラフィと視覚表現を探求。主なプロジェクトに、世界中のタイプファンダリーをアーカイブするサイトTypeCache.comの立ち上げ参加、世界中のフォントから選んだA-Z T-shirtsプロジェクトなど。

相樂 園香 (さがら そのか)
グラフィックデザイン・デジタルファブリケーションをベースに、デジタルとフィジカルを行き来した制作を行う。デザインプロジェクト『Featured Projects』の主宰や、一軒家をリノベーションしながらリソグラフスタジオの運営を行うなど、公私ともにクリエイティブでオープンな場の実現・発展に取り組む。

制作協力:株式会社ミマキエンジニアリング、FabCafe Tokyo

会期 : 10/5(木) – 9(月・祝) 12:00 – 20:00
会期中無休
入場料 : 無料
会場 : CONTRAST
住所 : : 東京都渋谷区富ヶ谷1-49-4-1F & B1F
最寄駅 : 東京メトロ千代田線「代々木公園」駅1番出口より徒歩1分
小田急小田原線「代々木八幡」駅南口より徒歩2分
HP : https://contrast-tokyo.com/
Instagram : https://www.instagram.com/contrast_tokyo/
Twitter : https://twitter.com/contrast_tokyo
E-mail : info@contrast-tokyo.com